愛知県名古屋市「城東園」

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2021年 現在の城東園

10数年ぶりに赤線があった城東園界隈を歩いてみました。
新しい住宅が多くなっていて、以前歩いた時は何処を歩いていたんだろう?と
感じてしまうくらい変貌していました。
2回も行ってウロウロとしてしまいました。
今はスマホもあって便利な世の中になったのにね。(´ε`;)

変わらず現存していた松竹の文字がある建物

割烹料理 直半

左手の建物は変わってないです。
看板が新しいので、入りやすい雰囲気になってました。
お店は左側の白い壁側の入り口から入るみたいです。

2021年 割烹直半

過去と現在

全然、見つけれなかったので2008年頃の写真を掲載します。
モルタルでカーブした入り口のお宅も2008年はまだお隣にタバコの自販機や看板が置かれていますね。

おでん屋さん健在でした!


新しい住宅やコインパーキングが多かったので、もう解体されたんだろうなぁ~と思います。
探しきれなかったのか??

十州楼

登録有形文化財だった「十州楼」 もう解体されて現存せず。
こんな立派な建物だから本当に勿体ないですよね。
当時は恐る恐る中を覗き込んで写真を撮った記憶があります。
戦前は花柳界(和合連)があった場所で料亭や置屋が点在していたみたいです。

城東新興協同組合として組織化されたのは1935年(昭和10年)で、
戦時中には楼主200人あまりが売上金を集め日本軍に17機もの戦闘機を寄付したというエピソードが残されている

(Wikipedia)

おまけ 鈴蘭南座とアーチゲート

大衆演劇の劇場として鈴蘭南座がありました。
おでんとか売店販売もしていたので、おでんを買って食べながら観劇したり、
猫も飼われていて抱っこして和ませてもらっていた記憶があります。
初めて万札のおひねりを渡しているおば様方を目撃したり、いい経験をさせてもらいました。
現在は閉館されたそうです。

スズラン商店街だった通りのアーチゲート、もう撤去されてないです。
いい感じなのにね。。

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この記事を書いた人

海外生活を経て改めて日本の文化に興味を持ち
遊郭建築や古い建築物を巡っています。
花街の歳時記を記録していきます。

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