愛知県津島市☆芸者が集まる元料理旅館「まのや」さん

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繊維で栄えた街

“赤線跡や遊郭に興味を持った切っ掛け
子供の頃に住んでいた家の裏に芸者さんが住んでいたこと、
昭和初期頃まで芸者さん達が呼ばれて宴会などが開かれていた料理旅館が同じ町内にありました。
津島市は繊維業が盛んで栄えた町で、繊維で富を得た旦那衆が芸者遊びをしていたそうです。
子供の頃、友達の家に人が入れる大きな金庫があったので、
繊維産業で財を成したんだと思います。

東海テレビの放送を見ていたら
昭和10年頃の愛知県津島市で撮られた場所を探すという内容の場所が「まのや」さんでした。
昨日、書いた記事に関連したことが今日テレビで放送されてるなんて凄い偶然!!と少し感動したので
「まのや」さんのことを書きます。

外観
門から玄関を眺める

まのや室内

随分前にカフェとしてオープンされていた時にお邪魔しました。
電話室とかもあったりして、趣ありました。
おばさんに色々と写真を見せてもらいましたが、津島図書館に寄付されたそうで、
あまり残っていないと話されていました。
当時、検番だった建物の改築の話があったそうで、その時の図面も保管されているそうですが、
ボロボロで見せれる代物じゃないから・・・と見ることは出来なかったですが
図面の中に診察室もあったそうです。
(検番の場所は天王川公園御旅所前のファミリーマートです)

中庭
室内の一部

津島市の赤線

昔、父親が映画館の前はダンスホールだったとか、そんな話を聞いた覚えがあったので、
きっと赤線跡なんだろうなぁ~と漠然と思っていました。
津島駅から西に天王通りを津島神社に向かうと池須町があります。

津島市の芸者さんの資料

芸者さんと旦那衆が宴会している映像や大通りを歩く芸者さん達の映像が残されている
DVDが津島図書館で借りることができます。

  • 現在の”まのや”さんは津島神社側の建物でフランスレストランを営業されています。

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この記事を書いた人

海外生活を経て改めて日本の文化に興味を持ち
遊郭建築や古い建築物を巡っています。
花街の歳時記を記録していきます。

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