京都 花街の踊り
4月になると京都 花街のおどりが始まります。
上七軒の北野をどりからスタートして、祇園甲部の都をどり、
宮川町の京おどりと続いて上演されます。5月には先斗町の鴨川をどり
(11月に祇園東の祇園をどり)
(注)今年の上七軒は寿会として4月24日(日)~4月30日(月)に開演されます *秋に開催される踊り、祇園甲部(温習会)・宮川町(みずえ会)・先斗町(水明会)
今年は各花街、見に行くぞ!
京おどり以外は自分でチケットを取ってみました
都をどり 2022年 4月1日(金)~24日(日) 終了
チケット購入は公式HPより座席指定で購入できます。
チケットの発券もセブンイレブンで出来るので便利でした。
今年は南座で開催の「都をどり」
令和元年が5月から始まったので、令和2年・3年とコロナで中止になってしまったので、
令和になって初めての都をどり開催になります。
ネット販売で座席指定が出来るのは、他の街にはまだ無いですね。
お茶屋さんに頼んでも受け取るまで座席番号分からないし、
お茶屋組合で申し込んでも”おまかせ”で当日窓口で引換券から切符に変えて
初めて座席番号が分かります。
感想
やはり南座は綺麗だし、広い!!(笑) 舞台装置も立派でした。
「ヨーイヤサー」の掛け声で始まると、都をどりの幕が開いたなぁ~と感じます。
あの人数で動きを合わせるのって大変だと思いますが、ピッタリ合っていて凄いです。
個々の”をどり”も素晴らしくて感動しました。
自分用のお土産にはパンフレット、クリアファイル、手拭いを購入しました。
本物の衣装の生地を使ったテッシュケースや手鏡も販売しています。
複製の生地だと数百円安く販売されていました。
パンフレットば分厚くて読み応えあります。
衣装の説明や舞妓さん一人一人の質問コーナーのページも良かったです。
この他にも沢山、グッズ販売されているので、悩んでしまいます。
京おどり 2022年4月2日(土)~4月13日(水) 終了
お茶屋さんに切符の手配をお願いしたので、手元にくるまで座席番号は分かりません。
去年から歌舞練場の建て替えで解体が始まっているので、
京都府立文化芸術会館で開催されます
御所のそばまで行かないといけないので、少し遠く感じますね。
インターネットでのグッズ販売もしています。
https://miyagawacho.theshop.jp/
個人的には一番馴染みがある、おどりです。
最後の宮川音頭を聞くと春が来たなぁ~と感じます。
感想
演目から、出だしの音から、宮川町らしさ満載でした。
全体的に華やかさがある”おどり”です。
今年は京都府立文化芸術会館での開催なので、会場は小さいです。
総踊りで後ろのほうの芸舞妓さんを見たい時は2階席が見やすいですが、
2階席が無いのが残念です。
地方さん、唄も3名ずつなので寂しいですね。
コロナ禍になり、昨年は千秋楽のおふざけも無くなっていましたが、
今年も総踊りで笛でのアレンジと最後に舞妓さん達が両サイドの通路で総踊りをして
盛り上がりました。
「そうきたか!!」って感じでした。
やはり千秋楽は特別なものがあり、感無量になります。
パンフレットは入場のときに貰えます。
去年発売パッケージの「かれぇどすえ」とマスクとセットで1300円。
今年発売の「かれぇどすえ」より200円引きで買えました。
ボールペンや一筆箋など実用的なグッズも沢山ありました。
上七軒 2022年 4月24日(日)〜4月30日(土)終了
上七軒の春のをどりといえば”北野をどり”ですが、
今年は秋のをどり「寿会」が開催されます。
五花街の中で離れている花街なので、少し行きにくい感じもしますが、
落ち着いた雰囲気があって好きな花街です。
お庭もあったり、
和紙製の緞帳(どんちょう)が素敵な歌舞練場です
感想
座席が2列目だったので、(1列目はコロナ禍の為空席)芸舞妓さんの姿はよく見えたのですが、
和紙の緞帳が光で透けて綺麗に見えるのは後ろのほうの席だなぁ~と思いました。
(緞帳を見るのは一瞬なので重要ではない(笑))
最後の演目「名水一桶」がコミカルに演じられていて、上七軒らしいなぁ~と感じましたが、
これは賛否両論ありました。
お土産は「上七軒だんご」を購入して、お持ち帰りしました
先斗町 鴨川をどり 5月1日(日)~24日(火)終了
感想
コロナ以前の数年、足を運んでいなかったので久しぶりの鴨川をどりになりました。
コロナ禍ということもあり、どの街も公演時間が短くなっていますが、
宮川町より数分短かったらしいです(余談) ホントに数分です(笑)
先斗町=電飾の使い方とか斬新なイメージがありましたが、今年は正統派でしたね。
過去、自身が見てきた鴨川をどりで一番良かったかもです。
日舞を見慣れていない人達にも見やすく作っていたのかな?とも感じますが、
今年は他所の街の某芸妓さんも話していましたが、「さすが先斗町さん」と、
来年以降も電飾でハートとも楽しいですが、正統派で見応えがある”おどり”を期待しています。
まとめ
コロナ禍になる前はお茶席も楽しみの一つでしたが、
祇園甲部は南座で公演、宮川町は新しい歌舞練場を建設中ということもありますが、
コロナの影響でお茶席が無い状態なので、早くお茶席も復活すると良いですね。
2022年☆令和4年☆五花街合同公演☆都の賑わい
名古屋に京都の舞妓さん芸妓さんを呼んでみた
コメント