料亭 松楓閣
名古屋市千種区、覚王山日泰寺のすぐそばに料亭 松楓閣はあります。
本館、離れ、共に昭和9年(1934)建設。平成18年(2006)に国・登録文化財となりました。
惜しくも今年2022年4月30日で閉館されて移転されるそうです。
料亭に行くことは滅多にないので
名妓連の芸妓さんと一緒に行ってきました
お料理
お料理は「懐石料理」「お鮨」「天麩羅」「ステーキ」の四つのコースから選びます。
お造り付の16,000円(税込み)のコースをお願い致しました。(サービス料は別途)
カウンターで目の前で天麩羅を揚げて貰いながら頂きます。
天麩羅の写真は食べるのに必死でありません(笑)
茶碗蒸しを単品で注文しようかと思いましたが、コース料理だけでお腹いっぱいになりました。
食べる料理コースによって使用するお部屋が変わります
”松”のお部屋だったので、ロビーから遠かったので迷子になるんじゃ?と
感じるくらい遠かった。(笑) それぐらい広い敷地ってことですよね。
料亭
〒464-0064
愛知県名古屋市千種区山門2-3
電話番号/050-5571-4979
*2022年4月30日をもって閉館
松楓閣HP
クラブレッドホース
2階にはクラブも併設されているので食後にゆっくりお酒を飲むのも良いですね。
ただ・・・夜の社交場を謳っているだけあって、料金が、かなり大人です。
セット料金/ボックス席(お一人様)
11,000円(税込)
カウンター席(お一人様)
8,800円(税込)
二次会料金・当店でのお食事後
(お一人様)7,700円(税込)
名古屋花柳界 名妓連
今回、ご一緒して頂いた名妓連のこと美さん。
一緒に食事をするだけだったので普段の着物姿で来て頂きました。
舞妓さん芸妓さんを呼ぶ場合は名妓連組合、もしくは料亭松楓閣さんへお問い合わせ下さい。
近隣の観光名所
松楓閣の近くには観光名所が沢山あります。
陽輝荘は大正から昭和初期にかけて松坂屋の初代社長である15代伊藤次郎左衛門祐民が建てた別荘で、
約1万坪に及ぶ広大な敷地に自然を活かして造られた庭園があります。
最盛期には建築的・歴史的価値の高い30数棟に及ぶ建物がありました。
現在は南庭園と北庭園の間にマンションが建ち分断されています。
北庭園
白雲橋(はくうんきょう)修学院離宮の千歳橋を模したといわれる廊橋
龍の天井絵、手彫りの白木擬宝珠などに趣向が凝らしてあります
龍の絵には隠し絵?で冠を被った女性の姿が近年発見されました。
「豊彦稲荷社」
京都の伏見稲荷みたいですね。
池もあって鯉が泳いでいたり、野外舞台もあります
ゆっくりしたい時はベンチに座ってお庭を眺めたり、
秋は紅葉も綺麗そうなお庭なので、また秋に訪れたいと思いました
食事の前に芸妓さん、舞妓さんと一緒に散策してどうでしょうか?
南庭園
聴松閣(ちょうしょうかく)
ハーフティンバーの外壁など山荘風な外観をした迎賓館で昭和12年に完成
地下から2階までの各室は各国様式がミックスされています。
床、壁、建具など様々な「意匠」が施され、見どころがあります。
いとう呉服店の店舗に掲げていた商標デザインを模した透かし掘り(写真左)
1階の旧食堂の暖炉は古代瓦がはめ込んであります。(写真右)
2階の各お部屋にも暖炉があり、暖炉の管理大変そう・・・と勝手に想像。(笑)
地下のホールは舞台もあります。(旧舞踏場)
現在もクラシック音楽の演奏会や催し物が行われているみたいです。
予約すれば貸室での利用も出来るようです。
その他の見所
古川爲三郎氏のコレクションを展示する古川美術館や邸宅が爲三郎記念館として公開されています。
見どころが多いエリアなので名古屋観光の後は松楓閣さんで食事をしながら、
芸妓さん舞妓さんと歓談したり、お座敷遊びをするのも良い思い出になると思います。
他にも美味しい名古屋メシが沢山あるので食い倒れ観光も良いかもしれないですね。
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