岐阜県海津市「日本三大稲荷」の千代保稲荷

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千代保稲荷の歴史

日本三大稲荷といえば「京都の伏見稲荷」「愛知の豊川稲荷」「岐阜の千代保稲荷
岐阜海津市にある千代保稲荷は地元では「おちょぼさん」の愛称で親しまれている商売繁盛の神社です
毎月末日の夜から1日にかけて参拝する「月越し参り」で大勢の参拝客が訪れます。

末日の夜中から夜のお仕事をしているホステスさんやホストの人達が多く参拝に訪れるようです。

千代保稲荷神社の由緒は約一千年前の平安時代に遡ります。

八幡太郎源義家(みなもとのよしいえ)の六男、義隆(よしたか)が分家する際、
森の姓を授かり、先祖の霊璽(れいじ)、宝剣(ほうけん)、義家の肖像などを
「千代代々に保っていけ」と賜りました。

その後、今から550年ほど前の文明年間に、義隆の子孫 森八海(もりはちかい)がこの里を開墾し、義家から伝わる霊璽を祀(まつ)ったのが神社としての始まりです。

社名は「千代に保て」の言葉に由来します。
ご祭神は大祖大神(おおみおやのおおかみ)稲荷大神(いなりおおかみ)
祖神(みおやのかみ)です。

千代保稲荷神社HPより

お店が連なる参道から本殿へ

子供の頃は毎月お参りに連れて行って貰うことが楽しみでした。
お参りより沿道に並ぶ店先の玩具を買ってもらう事が楽しみでした(笑)
オモチャ買って!!と駄々をこねた記憶もハッキリと覚えています(笑)

今は大人になったので、自身の商売繁盛の祈願へ。。。
お稲荷さんといえば油揚げ、ロウソク付きで50円

参拝後、重軽石を横目にして古堂方面に行くと、
今ではトタン板で囲われていて扉を開けないと中の様子は見えないですが、
昔は囲いが無かったので足止め祈願をする木が丸見えで、
靴や履物が釘で木に刺されていて少し怖い感じがしていました。 
(家出した人とか今より遠くに行かないように祈願する場所)
”藁人形の打ち付け禁止”注意事項が掛かれた看板があって、
暗くなってから来たら怖いだろうなぁ~と感じます。

子供の頃は、こんなにお狐さんが固められて置かれていなかった記憶が・・・
画像には映っていないですが、手前右端に百度石があるので、
お百度参りが出来るように通路があって、お狐さんは置かれていなかったような気がします。

名物の串カツ食べ歩き

参拝の後はお腹を満たします。
おちょぼさんといえば「串カツ&どて煮」
京やさんの店内で頂きました。味噌がよく染みていて美味しいです。

岐阜だけど、味噌!
愛知県民に串カツでソースは物足らないです。笑

次は玉屋さんで立ち食いしました。
テレビやメディアで金ピカで有名なお店で、コロナ以前は行列が日常的に出来ていたお店です。
お手洗いが金で輝いています。
いや・・・金ピカだけど、金で出来ている訳じゃないと思う(笑)

感想

個人的には”京や”さんの方が味噌がよく染みていて、お肉も軟かくて好みでした。
他に何軒も串カツ屋さんがあるので食べ比べをして自分好みの味のお店を探すのも面白いですね。
商売繁盛のお参りと、参道に並ぶお店巡りと食べ歩き、参拝よりそこが楽しみで足を運んで
しまう”おちょぼさん”でした。

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この記事を書いた人

海外生活を経て改めて日本の文化に興味を持ち
遊郭建築や古い建築物を巡っています。
花街の歳時記を記録していきます。

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